東海林歯科の「無痛インプラント」治療を知りご来院
奥歯が無くできちんと噛めないことがお悩みでしたが、東海林歯科のインプラント無痛治療をお知りなり「痛みに敏感な私でも…」と、ご相談くださいました。
CTスキャンによる精密な検査に基づき治療計画をお話しました。むし歯が進行して歯の根に膿が溜まっていた歯の根を優先して治療し、お口の感染源を除去したうえでインプラント治療をおこないました。心配されていたインプラント治療中の痛みとともに治療結果にもご満足いただけました。
インプラント治療終了までの流れ
1.初回ご来院時
H.O さんは、自らインプラントを希望されてご来院されました。以前、おかかりのクリニックでインプラント治療を薦められていたそうですが、痛みに対する怖さや、不安から通院が疎遠になりそのままお悩みを抱え続けていたとのことでした。
パノラマレントゲン診断、CTによる精密検査を行ったところインプラントを治療を行う反対側の奥歯が安易なセメントで埋められ、その奥でむし歯が進行し、さらには神経が死んで根には膿が溜まっている状態でした。お口なかに感染源があるのは、インプラント治療としても望ましくありません。患者さんのリスクを最大限低減するためにも、H.O. さんとご相談のうえ根の治療(根管治療)からスタートしました。
2.丁寧な根っこの治療(根管治療)
H.O さんはインプラント治療に向けて根っこの治療を精力的に続けてくださいました。根っこの治療は根気よく丁寧に続けることが大切です。H.O.さんのケースでは、続けて3回来ていただき、約2週間ほどの間で保険診療を用いてきちんと治療することができました。
東海林歯科では、H.O.さんのケースのように保険診療の範囲で最大限の丁寧な根っ この治療を行っていますが、患者さんのご希望によって完全自由診療による根っこの治療を専門に行う専門医との連携もおこなっています。このように、患者さんのお考え、ご希望、ご予算に応じてベストの治療を常に提案いたします。
3.無痛治療(静脈内鎮静法)によるインプラントの挿入
根っこの治療を終えた後、インプラント治療を行いました。東海林歯科では「静脈内鎮静法」という麻酔法を用いることで、痛くない、怖くない、インプラント治療をおこなっています。「静脈内鎮静法」処置中は、血圧・脈拍・心電図・血中酸素飽和度をモニター監視し治療の安全を確保します。快適なインプラント治療のための無痛治療に約25年の実績を持っています。今回、H.O さんにも術中、術後の痛みケアについては、高い満足を頂くことができました。
4.セラミックによる白い歯を載せて治療の終了
挿入したインプラント体が安定するまで、H.O.さんの場合は30日ほど頂きました。仮歯を作成し、かみ合わせや歯の形のリハビリを1ヶ月ほど行い、その後セラミックによる美しい透明感と強さを併せ持った白い歯を製作します。東海林歯科では院内に専用の技工室を有することから、常に患者さんの状態に合わせた人工の白い歯(技工物)を製作、調整することができます。
外部の技工ラボに委託する体制では不可能な、きめ細やかな対応でお応えします。H.O. さんの場合は、奥歯ということもあり強度とねばりに優れたセラミックスを選択して製作しました。単に白いだけで無く、他の歯に合った色調やなにより全体の「噛み合わせ」に最大の配慮を持って製作します。
美味しく食べられる、噛めるということの本質は「正しい噛み合わせ」にあります。歯はお互いが支え合って、健康な状態を保っています。1本でも歯を失った状態が続くと、他の歯に負担がかかって他の歯に悪い影響が拡がっていきます。失った歯を取り戻すインプラント治療はお口全体の健康に対する積極的な予防治療と東海林歯科では考えています。
5.インプラント治療を終えて
H.O さんは、現在でも3ヶ月に一度のインプラントのメンテナンスに来院頂き「歯医者は歯が痛くなってから来るところではなくて、痛くなる前にくる所なんですよと…」今では、お互い笑ってお話しています。
また歯が綺麗になると、その綺麗な自分に自信がついて、自ら丁寧な歯磨きをを心がけてくださったり、率先してクリーニングにも来て頂けます。このことは将来的な健康な歯を維持するために、実はとても大切なポイントです。
東海林歯科では単純なインプラント治療だけでなく、治療後のメンテナンスを含めて、患者さんのお口全体の健康を患者さんと共にケアしています。